なぜ別の筋肉を調べるのか
ALSの球症状評価では舌筋の針筋電図が使われますが、完全に力を抜くことが難しく、患者負担もあります。研究では下顎の表在にある顎二腹筋前腹(ABDM)を候補として評価しました。
27人での結果
最終的にALSと診断された27人で、完全弛緩できた割合はABDM 85%に対して舌筋7%。線維束性収縮電位はABDMで52%に認められ、この研究の舌筋では0%でした。
まだ標準診断ではない
単施設/小規模の前向き観察研究であり、ABDMだけでALSを診断できるわけではありません。神経診察、他部位の筋電図、画像、血液検査など総合評価が必要です。
重要:診断補助部位の研究です。ALSの新しい確定検査や診断基準として確立したものではありません。
一次情報・原著