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高吸収型クルクミンと大腸腺腫:日本577例ランダム化試験の読み方

「クルクミンで大腸がん予防」と単純化できる結果ではありません。主要評価項目は陰性でしたが、6mm以上の比較的大きな腺腫ではリスク低下が示されました。

大腸腺腫クルクミンランダム化二重盲検577例更新 2026.09.25

577人を2年間追跡

全国26施設で、過去に大腸腫瘍を内視鏡切除した577人を高吸収型クルクミン群とプラセボ群に無作為化し、2年間追跡しました。

主要評価項目は有意差なし

「何らかの腺腫再発」という主要評価項目では有意な差は認められませんでした。一方、事前に規定された6mm以上の腺腫では相対リスク0.56、約44%の相対リスク低下が示され、腺腫の数や大きさも小さい傾向でした。

普通のカレーや姜黄粉とは違う

試験で使われたのは吸収率を高めた特定製剤です。食品としてのカレーや一般的なサプリに同じ結果を当てはめることはできません。また大腸がん発症率や死亡率の低下を証明した試験でもありません。

最優先は適切な内視鏡フォロー

腺腫切除後は病理、個数、最大径、家族歴などに応じた内視鏡フォローが基本です。補助的な研究結果で肠镜を置き換えることはできません。

重要:主要評価項目は「全腺腫再発」でしたが有意差はありません。6mm以上腺腫の所見だけを取り出して「大腸がん予防」と表現しないことが重要です。

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