BASIC SCIENCE / OCTASULFUR S8

哺乳類の体内で環状硫黄S8を産生・蓄積:東北大学などの基礎研究

「体内に元素硫黄が存在する」という基礎生物学の発見です。乳がん組織や動物モデルとの関連も報告されましたが、がんや関節症の新治療ができたという話ではありません。

S8硫黄代謝乳がん組織動物研究基礎研究更新 2026.09.25

何が見つかったのか

研究グループは、哺乳類細胞が環状八硫黄(S8)を産生し、ミトコンドリアや脂肪滴などに蓄積することを示しました。

病気との関連で分かったこと

ヒト乳がん組織では非がん部よりS8が高い傾向が示され、マウスの変形性膝関節症モデルでは可溶化S8投与で脂質酸化が抑えられました。いずれも病態理解や研究標的としての可能性を示す段階です。

臨床治療ではない

ヒトがS8を服用・投与すれば乳がんや関節症が改善することを示した臨床試験ではありません。安全な投与法、用量、標的、長期影響を含め多くの検証が必要です。

重要:基礎・動物研究です。患者向けの治療法として確立したものではありません。

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