JAPAN VETERINARY CARE

日本の高度動物医療と海外からの受診計画

犬の心疾患をはじめ、大学動物病院・専門診療・高度画像診断を「医療」と「来日準備」に分けて整理します。

犬の心臓病:日本で確認できる専門医療

東京大学附属動物医療センターは犬猫の循環器診療、心エコー・CT等に対応し、内科だけでなく一部の循環器外科も扱います。日本獣医生命科学大学は人工心肺を用いた開心術に取り組み、僧帽弁閉鎖不全症に対する弁形成術を案内しています。

「日本でしかできない」と一律には表現しません。施設ごとに対応範囲が異なり、開心術・カテーテル治療などは紹介と事前評価が必要です。
動物医療の超音波検査

来日前に医療と検疫を同時に設計

1|医療資料診断書、心エコー、X線、血液検査、投薬歴を整理。
2|病院照会受入可否、紹介状、追加検査、手術適応を事前確認。
3|動物検疫マイクロチップ、狂犬病ワクチン、抗体検査、待機期間、40日前届出を確認。
4|滞在設計ペット可住宅、病院までの移動、術後静養、帰国手続きを準備。

4〜5家族の小規模グループ/チャーター機案

同じ時期に受診する4〜5家族を小規模にまとめ、医療予約と滞在支援を共通化する設計が可能です。チャーター機は「検疫を省略する手段」ではありません。犬を輸入できる空港は限定されるため、運航会社・到着空港・動物検疫所の受入条件を先に確認します。成田・羽田などを候補に、機材、ケージ、頭数、重量、獣医師の搭乗可否を個別見積りします。

重要:日本の輸入検疫

指定地域以外から犬猫を日本へ入れる場合、原則としてマイクロチップ、2回以上の狂犬病予防注射、指定検査施設での抗体検査、採血日から180日以上の待機、日本到着40日前までの届出などが必要です。条件を満たさない場合は最長180日の係留検査となる可能性があります。

FAQ

海外から犬を日本へ連れて来ればすぐ受診できますか?

輸入条件を満たす必要があります。指定地域以外では、マイクロチップ、狂犬病予防注射、抗体検査、180日待機、40日前届出などを事前に確認します。

チャーター機なら検疫を省略できますか?

できません。航空機の種類にかかわらず日本の動物検疫条件を満たす必要があります。

心臓手術は全ての犬が対象ですか?

いいえ。診断、病期、年齢、併存疾患などをもとに専門施設が適応を判断します。